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映画『さかなのこ』さかなクンの半生を主演のんで映画化“出会いとお魚”に満ちた人生、監督は沖田修一 - Fashion Press

さかなクンの人生を映画化する『さかなのこ』が、2022年夏に公開。主演はのん、監督は沖田修一。

“さかなクン”の半生を沖田修一監督で映画化

『さかなのこ』場面カット|写真2

映画『さかなのこ』は、さかなクン初の自叙伝『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』を原作とする物語。『南極料理人』『横道世之介』『子供はわかってあげない』などを手掛けてきた沖田修一監督の最新作だ。

脚本は、沖田修一とは『横道世之介』以来のタッグとなる、劇作家・映画監督の前田司郎。さかなクンの半生を、フィクションも織り交ぜつつ、温かくユーモアたっぷりに描く。

主演のんが“さかなクン”役

性別の垣根を越え、主演を務めるのはのん。自ら脚本・監督・主演を果たした映画『Ribbon』が公開になるなど、幅広い表現活動を続けるのんが、さかなクン役をのびのびと演じきる。

『さかなのこ』場面カット|写真1

■主人公・ミー坊

子供のように天真爛漫で好きなことに一直線、周囲の人間をいつのまにか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公。魚が大好きで、後にさかなクンとなる。

<のん コメント>
さかなクンさんの自伝を原作とした映画を沖田監督が撮るという事に、心の底からワクワクしました。大興奮、です。そして私がさかなクンの役をやれるなんて、これは凄い事件なんじゃないかな?と思っています。衣装合わせをして撮影現場に入り、これはセンセーショナルなキャスティングではなく、誠実な気持ちでこの役を私に託してくれたんだと感じました。素晴らしい映画ができました。早く皆様に観ていただきたいです。

さかなクン&沖田修一コメント

『さかなのこ』場面カット|写真3

映画の公開決定に合わせて、原作者のさかなクンと、監督の沖田修一も下記の通りコメントを寄せた。

<原作・さかなクン コメント>
ギョギョッと!感動が大漁の“さかなのこ”がうまれました。この誕生を、さかなクンもキャストの皆さまとギョ制作チームの皆さまと共に、ものすっギョーく心待ちしていました!人とお魚の優しさが詰まった映画でギョざいます。それではギョ一緒に!!さかなのこの気持ちになってレッツ・ギョー!!

<監督・沖田修一コメント>
これは、さかなクンの映画であって、さかなクンの映画ではありません。何かを猛烈に好きになった人の映画です。子供の頃から、ずっと変わらずに好きでいる。好きが、人生を決めていく。そんな強い気持ちを、さかなクンの生き方を元に、映画にしたいと思いました。その純粋な役を、のんさんにお願いしました。お二人とも何かが似ていると思いました。何かは言葉にできませんが・・・。さかなクンを描くのに、性別はそれほど重要ではないと思いました。実際と顔が似ているとか似ていないとか、そういう問題を取っ払って、もっと自由に、さかなクンの映画を作りたいと思いました。

映画『さかなのこ』あらすじ

ミー坊は、好きなことを、思う存分、本気でやりなさい。

お魚が大好きな小学生“ミー坊”は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。お魚を、毎日見つめて、毎日描いて、毎日食べて。他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、母親はそんなミー坊を温かく見守り、心配するよりもむしろその背中を押し続けるのだった。高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、町の不良ともなぜか仲良し、まるで何かの主人公のようにいつの間にか中心にいる。

やがて1人暮らしを始めたミー坊は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、ミー坊だけが進むことのできるただ一つの道にまっすぐに飛び込んで行くーー。

【詳細】
映画『さかなのこ』
公開時期:2022年夏、TOHO シネマズ 日比谷 ほかにて全国ロードショー
出演:のん
原作:さかなクン「さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜」(講談社刊)
監督・脚本:沖田修一
脚本:前田司郎

©2022「さかなのこ」製作委員会

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