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セカオワSaori、幼少期の体験を告白し日本の性教育に私見述べる - スポーツ報知

 男女4人組バンド「SEKAI NO OWARI」のピアノを担当するSaoriが9日、自身のインスタグラムを更新。幼少期の衝撃的な体験を明かし、日本の性教育に私見を述べた。

 Saoriは「国際女性デー」にちなんだミモザの花をアップ。「知らない男性に『ズボンのチャックを一緒に閉めてくれないか』と声をかけられたのは、6歳のとき。『一人で閉められなくて困っていた』そう言われて、私は男性と家の陰へ行った。男性の息は荒くて、違和感を感じたけれど、人助けだと思ってチャックを閉めた」と幼少期の衝撃的な体験を明かした。

 「でも家に帰ったとき、間違ったことをしたかもしれない、と急に不安になった。怒られるかもしれない、と思って親に言えなかった。同じような経験がある人は一体どのくらいいるだろう」と当時の気持ちを吐露。

 そして「私たちの国の性教育は、遅れている。私は子どもの頃、自分の身体を大切にする方法や、自分の身体が感じるものを認めてあげる方法を知る機会がなかった。それは今でもあまり変わっていない。2022年になっても『性行為』とは何なのか、何に気をつけてどう考えるべきなのか、学校で教えてはいけない規定がある。教わっていないのだから、分からないことも失敗することもあるだろう。でもその責任を取り、社会から糾弾され、傷付いている女の子たちは多い。男女平等がどれだけ実現されているか示すジェンダーギャップ指数は、156カ国中120位。システムから変えていく必要があると思っています」と訴えた。

 Saoriは2017年1月に俳優・池田大との結婚を発表。同年末に第1子を出産したことを報告した。

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