乃木坂46が8月31日、東京・神宮球場で「真夏の全国ツアー2022」千秋楽公演を開催した。3年ぶりに立ったグループの“聖地”で、3日間計10・5万人を熱狂させた。キャプテン秋元真夏(29)と副キャプテン梅澤美波(23)が、絆の強さを感じさせるトークを展開した。

アンコールで、秋元からツアーの完走を聞かれた梅澤は「走り切りましたねー!」とすがすがしく笑った。「7都市今年は回らせていただいて、個人的には副キャプテンになって初めての全国ツアーだったので、メンバーのみんなを観察する時間を増やしたりしていたんですけど」と切り出し、「みんなの良さを知っていたつもりだったけど、それ以上にどんどんいい部分が見えてきて。それを私は、責任を持っていろんな人に伝えていきたいなって思いました」と明かした。

さらに「ここにこうやって直接会いに来てくださって、こんなすてきなメンバーを見つけてくださる皆さんがいることに、本当にうれしいなって思うし。こんなに愛してくださっている方がいるんだなっていうのがあらためて感じられるツアーでした」と感謝した。

また「先輩方が、『3期生すごく頼もしい』って言ってくださるじゃないですか。それを私は今年のツアーで4期生にすごく感じて。みんな見たことない表情とかを、パフォーマンス中にするようになっていて」と説明。「本当に感動したし。5期生が入ってきてくれたから、新たに芽生えた責任感みたいなものがあって、そういう一面が見られたと思うし。こういう連鎖が続いているグループにいられるっていうのが、あらためて幸せだなって思いました」と笑った。

今ツアーは、残り5人となった1、2期生がスタッフと話し合い、3~5期の後輩たち1人1人に見せ場があるような構成となった。梅澤は「1、2期生の先輩方、後輩がこうやって前に出るチャンスをたくさん与えてくださって本当にありがとうございました」とあらためて感謝を伝えた。「各地でいろんなメンバーがフィーチャーされたりとか、支え合ってパフォーマンスしている姿を見て、なんか、大丈夫だなってあらためて思えました」とほほ笑んだ。

梅澤が「私まだ、先輩に甘えられるうちはいっぱい甘えようって思えました。本当に幸せでした!」と言うと、秋元は「いくらでも甘えてください」と大泣きした。梅澤から「本当に頼もしくて、ずっとついて行こうって思える背中でした」と感謝され、秋元は「ありがとう。なって1年たってないのに、本当に頼りがいのある副キャプテンで、隣にいるだけで、常に梅がいればどうにかなるっていう。本当に感謝しかないので。これからも頑張ろうね」と伝えた。

梅澤が「はい!」と答え、2人で笑った。