赤楚衛二「天然素材」「素晴らしい才能」と新井順子P＆塚原あゆ子Dから絶賛の声止まらず＜石子と羽男―そんなコトで訴えます？―＞ - モデルプレス

女優の有村架純と俳優の中村倫也がW主演を務めるTBS系金曜ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」（毎週金曜よる10時～※初回15分拡大）が8日にスタートする。放送を前に新井順子（あらい・じゅんこ）プロデューサーと塚原あゆ子（つかはら・あゆこ）監督が合同取材に応じ、俳優の赤楚衛二の起用理由や撮影現場での様子を語った。

有村架純＆中村倫也W主演「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」

有村架純、中村倫也「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」第１話より（C）TBS

本作は、4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒パラリーガル・石子（有村）と、1回で司法試験予備試験と司法試験に合格した高卒の弁護士・羽男（中村）の“石羽コンビ”が、誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む異色のリーガル・エンターテインメント。

中村倫也、有村架純「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」第１話より（C）TBS

赤楚が同作で演じる大庭は、カフェのコンセントで充電していたら訴えられてしまい、潮法律事務所にやって来る依頼人。“石羽コンビ”にとっては初の依頼人となり、大庭の登場で潮法律事務所に新たな展開が生まれ、今後のキーパーソンとして物語に絡んでいく。

赤楚衛二のキャスティング理由語る

― 赤楚さんの起用理由を教えて下さい。

新井：赤楚さんは「チェリまほ」（ドラマ：テレビ東京系／2020年、映画：2022年）を観ていて、その後にマネージャーさんが写真集を持ってきて下さいまして、その後ご本人ともお会いしました。

赤楚さんと言えば、新入社員のような初々しい役が多い印象でした。でもご本人は素朴で硬派な印象で、人の良さが特徴の大庭役はぴったりです。

赤楚衛二を一言で表すと「天然素材」

― 実際に現場での演技を見てどのように感じましたか？

塚原：本当にハッとさせられる演技をするんです。こちらからの投げかけに「そんな風にリアクションをするんだ」と感心させられて、染まっていない感じのリアクションを取る時も逆にすごく薄い反応を示す時もあってその想像外で擦れてないリアクションが素敵です。頭で考えて芝居をするタイプではなくて「きっと気持ちで動いているんだろうな」ということがすごく伝わってきます。これからも現場で「素敵なリアクションをしそうだな」という感じがします。頭で考えたリアクションをされてもつまらないので「心で芝居をしているな」という部分が見えてすごく素敵です。

― 赤楚さんの現場での様子や印象に残っているエピソードを教えて下さい。

塚原：赤楚さんは一言で表すと「天然素材」という感じで、そんな赤楚さんが好き。

新井：（笑）。

塚原：非常に真摯で素敵な人です。輪をかけての「天然素材」！

新井：褒めてます？

塚原：褒めてるよ！こんなに「天然素材」という言葉がぴったり合う人がいるのかなと思うくらいリアクションも面白いし、「心が洗われるな」という気持ちになります。何か一言伝えにいくと真摯に受け止めてくれるので、私も真摯な言い方をしないといけなかったと反省します（笑）。色々な現場を経験しているのに1つ1つ真摯に向き合ってくれて素直な感想が出ることは素晴らしい才能で尊敬します。汚れないでこれからも生きていって欲しいです（笑）。

― ありがとうございました。

（modelpress編集部）

「石子と羽男ーそんなコトで訴えます？ー」第1話あらすじ

この世の中には、嘘のようだが本当にあった珍トラブルがいくつもある。「カフェで充電していたら訴えられた！」「コンビニでお釣りを多く受け取ったら訴えられた！」一見些細なコトだと思えるが、どんな小さなトラブルでもその裏には誰かの“大切な暮らし”があるはずだ。同作では、そういった問題を抱えてマチベン（町の弁護士）の元にやってくる人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様を描く。それらのトラブルに向き合うのは、4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒のパラリーガル・石田（有村）と司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根（中村）。正反対のようでどこか似た者同士の2人が、様々なトラブルに挑む中で自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をコミカルに描く。

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