これまでで一番嬉しかった
――10年ぶりとなる写真集『ミラクルミライ』が6月8日に発売されるや、翌日には即重版が決定しました。この大反響ぶりを、中川さんご自身はどう受け止めていますか？
中川 もう、びっくりの一言ですよ。手にとって読んでくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。デビューしてから20年間、辞めないで続けてきて本当によかったな、と心から思います。
今まで頑張ってきたことが報われたような気持ちです。発売後は、ロケでたまたまお会いした方が、「写真集、買いましたよ」って声をかけてくれたりとか。本当に、みなさんの手元に届いているんだ、と感動しました。
女性の方からの反響も大きいことが、嬉しいですね。最近多いのは、「小さい頃から見てました」とか、「うちのお母さんが元々ファンで」と言われたり。「ええ、もうそんな時代か」って思いますけど、やっぱり嬉しいですよね。
写真集の発売を前に、ヤンマガの表紙になった時は、友達から「凄いじゃん。びっくりしたよ」と連絡が。私の母も喜んでくれていて、あらゆる知人に配りまくっているみたいです（笑）。
あと、この写真集を出してから、「胸の血管がいい」とよく褒められます。自分では全く分からない要素だったので、そういうところは勉強になりますよね。
「生きた証を残したい」という思いがずっとあり、今回の写真集は最高の形で、私が生きた一番の証になったかなと。デジタルの時代に、紙の本で重版がかかるということはとても嬉しい。やっぱり、形として皆さんの手にとってほしいですからね。
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