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松下洸平「ピアノの音色と記憶ってリンクする」天才ピアニスト役で声優初挑戦 - ドワンゴジェイピーnews

俳優で歌手の松下洸平が25日、都内で行われた劇場版アニメーション『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』(2月25日公開)の完成披露試写会に出席した。

『DEEMO』は2,800万ダウンロードを記録したスマートフォン向けの人気リズムゲーム。不思議な城でピアノを奏でている謎の生物・Deemo、記憶を失った少女アリス、城の不思議な住人たちとの愛の物語をフル3DCGで描く。

松下は天才ピアニスト・ハンスの声を担当。アフレコについて「完成された絵の中にハンスがいて、ハンスに声をあわせるとき、ありのままの声では物足りなかったので、どう色をつけていくか、この世界観にあわせるのはどうしたらいいのか、実際に声をあてながら、言い方だったり強弱を相談させていただいた」と回想。「すごく貴重な経験でした。もっと優しくとか、厳しくとか、色んなパターンを録りました」と充実の表情で振り返った。

劇中には、ゲームで好評だった幻想的な音楽が散りばめられている。俳優としてだけでなく、音楽活動も行っている松下は「この作品にピアノの音色は欠かせない。僕もつたないながらにピアノを弾きますが、ピアノの音色と記憶ってリンクする。ピアノの音から思い出される景色もあるし、あの時の気持ちを考えて当時流行っていた曲を弾くと一瞬でタイムスリップできる。音楽と記憶って絶妙にリンクしている」と話した。

松下のほか、日向坂46丹生明里も長編アニメの声優に初めて挑んだ。

丹生は不思議な城の中で暮らす住人・仮面の少女の声を担当。声優のオファーに「本当ですかって信じられなかった」と話したが、「憧れだったのでうれしかった」とうれしそうに回想。「エンドロールに自分の名前が流れたときは思わず感動してうるってきてしまった。映画館から自分の声が聞こえると思って感極まった」と感無量だった。

少女アリス役の声優・竹達彩奈が「すごく素敵だった。初めてだと思えないくらい。私が思っていた仮面の少女のまんまで、初めてお聞きしたとき驚きました」と丹生の演技を絶賛すると、丹生は「お世辞でもうれしいです!ありがたいです~」と大喜びだった。

完成披露試写会には濱田岳イッセー尾形、総監督と脚本を担当した藤咲淳一氏、メガホンをとった松下周平監督も参加した。

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