<ピン芸日本一決定戦 R-1グランプリ2023>◇決勝◇4日◇フジテレビ
決勝初進出のピン芸人、田津原理音(29=吉本興業)が優勝。賞金500万円を獲得した。
1stステージをトップ通過の田津原は、ファイナルステージでカードパッケージの開封ネタを披露。「裂けるイカ裂かずに食べる彼」「生まれてこの方保護フィルムを貼ったことのない彼」などのネタで笑いをとった。審査員5人による優勝投票で、3対2でコットンきょんを破った。
優勝会見に臨んだ田津原は「もう今、この状況から想定してなかったこと。これからどうしようという心配が大きいです」と話した。
決勝に臨んだ気持ちについて「メッチャ、落ち着いていた。楽しんでるお客さんの顔を見ながら楽しんで、ネタを出来ました。1本目は舞台で10カ月やっていたネタなので、完璧にできた。2本目はちょっとミスしましたが、平常心で出来ました」。
賞金500万円の使い道については「取ったら電子レンジだけは買いたいなと思っていました。今、使っている電子レンジが5回に1回くらいしか温まらない。お弁当を温めるのに30分くらいかかるので」と話した。
6月に優勝特典の特番が、主催のカンテレ・フジテレビ系で放送される。「『相席食堂』が好きなので出られたら。ロケ番組が好きなので」と朝日放送系の番組名を挙げて天然ぶりも披露。「あとドキュメンタリーに出られたら」と話した。
さらに4月期の天海祐希主演の月曜午後10時の連続ドラマ出演も決定。「ホンマにいいんですか。何をするの、私? え、夢あるくないですか」と、昨年暮れのM-1グランプリでウエストランドが「M-1には夢があるが、R-1には夢がない」とネタを披露して優勝したことに“反論”。「プレッシャーはありますね。R-1には夢があると思ってもらえるように頑張っていきたい」と話した。
初の決勝進出での優勝に「舞台よりも緊張しなかった。舞台の方が、奥までお客さんいる。あんまり緊張しなかった。うれしいです」。ネタについて「最初はフリップのネタだった。ビスケットブラザーズの原田(泰雅)さんが、本物のカードを作った方がいいと言ってくれた。実際に作ったら、周りの反応もよかった。それが、去年の5月くらい。1人で作ったネタじゃないという自覚がある。いろいろな人がネタを見て、僕にはない発想をくれた」と振り返った。
吉本の養成所、NSC大阪35期生で、歴代優勝者では18年の祐太郎(33)、21年のゆりやんレトリィバァ(32)が同期。
「ゆりやんからはLINEが来ました。『優勝者は奈良から』と書いてありました。僕も、ゆりやんも奈良出身なので。実際には、決勝が決まってからは会ってない。濱田とも会ったらしゃべるけど、R-1の話はしてない。ちょっと気を使ってくれたのかな。普段メッチャ仲いいんですが」。
吉本興業で大阪の生野区の“住みます芸人”をやっているが、東京進出について「生野区の区長と話していて、盛り上げるには僕がR-1優勝すればいいと話してはいたんですが、どうしましょう」。
昨年の王者、お見送り芸人しんいちは、ずっとトロフィーを持ち歩いていた。「どうしましょうね。しんいちさんと相談します」と話した。
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