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【詳報】名人挑戦争い、藤井聡太竜王と広瀬章人八段のプレーオフに:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 渡辺明名人(38)=棋王と合わせ二冠=への挑戦権を争う第81期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終9回戦が2日、静岡市葵区の料亭「浮月楼(ふげつろう)」で5局一斉に始まった。トップ棋士10人の総当たりのリーグ戦・A級最終戦は「将棋界の一番長い日」と呼ばれる。今期、A級に初参戦した藤井聡太竜王(20)=王位・叡王・王将・棋聖と合わせ五冠=と広瀬章人(あきひと)八段(36)が6勝2敗の首位タイで並び、勝敗の組み合わせによって6人に挑戦権獲得の可能性がある。(佐藤圭司)

5局の様子を随時お伝えします。対戦カードは広瀬章人八段(36)〈6勝2敗〉―菅井竜也八段(30)〈5勝3敗〉、藤井聡太竜王〈6勝2敗〉―稲葉陽八段(34)〈4勝4敗〉、斎藤慎太郎八段(29)〈5勝3敗〉―永瀬拓矢王座(30)〈5勝3敗〉、豊島将之九段(32)〈5勝3敗〉―佐藤天彦九段(35)〈3勝5敗〉、糸谷哲郎八段(34)〈1勝7敗〉―佐藤康光九段(53)〈0勝8敗〉

23:30

菅井八段が大盤解説会場に

 感想戦を終えた菅井八段が大盤解説会に登場した。挑戦権がかかる一戦で敗れた後にもかかわらず、笑顔できびきびと解説。来場者から拍手が送られた。村瀬信也

23:52

永瀬王座が勝利、一番長い日に幕

 午後11時52分、永瀬王座が斎藤八段に142手で勝った。双方1分将棋の熱戦だった。永瀬王座は6勝3敗、斎藤八段は5勝4敗で今期順位戦を終えた。

 これでA級5局が全て終わった。午前9時に始まった「将棋界の一番長い日」が幕を閉じた。村瀬信也

23:40

豊島九段が勝利

 豊島将之九段が佐藤天彦九段との熱戦を制し、6勝3敗で今期のA級を締めくくった。佐藤天九段は3勝6敗だった。(北野新太)

広瀬八段「重みのあるタイトルに挑戦できれば」

 終局後、藤井竜王とのプレーオフが決まった広瀬八段の一問一答は以下の通り。

 ――藤井竜王とのプレーオフになりました。

 「7勝2敗という成績は、自分の過去最高成績だと思う。挑戦の可能性が残ったのは良かった。挑戦が決まったわけではないので、プレーオフに向けて準備したい」

 ――竜王戦でも対戦した藤井竜王と戦う。

 「竜王戦の時からも充実ぶり…

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