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今田美桜がドラマ初主演 4月スタート日本テレビ系「悪女(わる)」30年ぶり再ドラマ化 - スポーツ報知

 女優・今田美桜(24)が4月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」でドラマ初主演することが15日、分かった。水曜午後10時枠で放送される。

 深見じゅんさんが1988~97年に講談社「BE・LOVE」で連載し、累計710万部を超える人気コミック「悪女(わる)」が原作。92年に同局系で石田ひかり(49)が主演し、話題になった作品が、30年ぶりに再びドラマ化されることになった。

 今田演じる田中麻理鈴(まりりん)は三流の大学を四流の成績で卒業し、運良くIT企業に就職するも、配属されたのは“窓際部署”と言われる備品管理課。そこで出会った謎多き先輩社員の助言を武器に、がむしゃらに出世を目指していく。そのクールな先輩・峰岸雪役は江口のりこ(41)に決まった。今田と江口は同じ作品に出演経験はあるが、共演シーンはなく、初共演になる。

 30年前と比べ、女性の仕事との向き合い方は多様化しているが、諸田景子プロデューサーは働き方に悩む時に原作と出会い勇気をもらったという。「再び麻理鈴の力を借りて『一生懸命働くってカッコいい』と視聴者の皆さんが前向きになれるドラマをお届けします」と企画意図を語っている。

 今田は初主演に「いつも目の前のことを一生懸命に頑張っている女性で、最後には、いろいろな人たちをどんどん仲間にしてしまう魅力あるキャラクターなので、私も麻里鈴のように、どんどん周りを巻き込んでいけたら」とコメント。そんな今田の振る舞いに江口は「元気いっぱいの明るい女の子っていう感じで、よく笑う方ですね。私がたいして面白くないことを言ったのに、たくさん笑ってくれて、とてもありがたいです」と麻理鈴を重ね、「今の時代にドラマ化するので、原作の持つ面白さをいかしていければ」と抱負を語った。

 ◆今田 美桜(いまだ・みお)1997年3月5日、福岡県生まれ。24歳。17歳の時に地元でモデルデビューし、“福岡で一番かわいい女の子”として話題に。18年のTBS系ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」でブレイク。TBS系「半沢直樹」(20年)や日本テレビ系「恋はDeepに」(21年)などドラマ出演が続く。20年のCM起用社数ランキングで女性タレント部門1位タイの14本に出演。

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