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【藤井聡太 ぶれない心】頂点に立った夜、師匠と交わした言葉 - 産経ニュース

藤井聡太 ぶれない心

王将戦七番勝負第4局を制し、対局を振り返る藤井聡太五冠=12日午後、東京都立川市(代表撮影)
王将戦七番勝負第4局を制し、対局を振り返る藤井聡太五冠=12日午後、東京都立川市(代表撮影)

王将戦七番勝負で渡辺明から王将のタイトルを奪い、史上4人目となる「五冠」の称号を手にした藤井聡太(19)。強さを支えるのは、中学生プロ棋士としてデビューしてから一貫して変わらない、将棋に向かう姿勢だ。駆け上がる王者を支えるぶれない心とともに、「五冠」経験者のみが知る、待ち受ける「壁」に迫る。(全3回)

「この手は良くなかったでしょうか」

「特に中盤のバランスの取り方で気付かない手を指され、勉強になったと感じている」

王将戦七番勝負第4局で12日、王将を含めた「三冠」の渡辺明(37)を4勝0敗のストレートで破った藤井聡太(19)。史上最年少で「五冠」の称号を手にした若き王者が対局後の会見で口にしたのは、シリーズを通しての反省の言葉だった。

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