福田淳氏は、アニメや映画などのデジタルコンテンツを手がけるソニーの子会社の代表取締役社長などを経て、2017年に自身の会社を立ち上げました。
この会社では、タレントの芸能活動について出演の交渉などに代行してあたるエージェント業も手がけていて、タレントの「のん」さんなどを担当しているということです。
ファンクラブ向けに公開した動画に出演した福田氏は「井ノ原さんから『社長をやってくださいませんか』と言われ、その時すぐに『はい喜んで』という感じではなくて、『この重責をできるのか』と自問自答した。ちょっと葛藤はあった」と心境を語りました。
福田氏は、今回の性加害問題が報道された際には厳しい意見を持っていたということですが「起きた出来事は許されないけれども、事務所が持っているすばらしい歌や踊りやコンテンツをなくしてしまっていいのか。それは止めたいし、惜しいと思い、自分ができることがあるのなら、やらせてもらおうという判断に傾いていった」と就任の経緯を説明しました。
そのうえで「前よりも一層ファンの方に喜んでもらえるようにするにはどうすればいいのか、僕1人では何もできないが周りのスタッフがプロ中のプロなのでいけるかなという感触を今は持っている」と話していました。
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