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大竹しのぶ、『どうする家康』に特別出演 松本潤から「自由にやっちゃってください」 - リアルサウンド

 毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『どうする家康』に登場した大竹しのぶよりコメントが寄せられた。

 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 大竹が演じたのは、茶々(北川景子)を見守り続けた乳母であり、大野治長(玉山鉄二)の母・大蔵卿局。サプライズ出演となった前NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に続いての出演となった。

 大竹はセリフが一切ない役柄で第47回に登場。ワンシーンだけの役柄に友人でもある松本潤からは「自由にやっちゃってください」と言われていたそうで、「潤君が一生懸命取り組んでいる作品に出られることを、友人としてとてもうれしく思いました」とコメントを寄せた。

大竹しのぶ(大蔵卿局役)コメント

大蔵卿を演じるにあたっての準備

去年の大みそか、潤君が『紅白歌合戦』に出演する直前に、私のラジオ番組(R1『大竹しのぶのスピーカーズコーナー』)に出てくれたんです。その時、皆さんより一足先にドラマのDVDをもらって第1回を見たのですが、彼がこの大河ドラマの主役を演じるにあたって、相当な覚悟を持ってチャレンジしているっていうのがわかったので、ぜひ応援したいな、私にできることはあるかな、と考えていたんです。ですから、こうしてお声がけいただいて、潤君が一生懸命取り組んでいる作品に出られることを、友人としてとてもうれしく思いました。

出演が決まって、松本潤と交わした言葉

セリフがある役でもないですし、1シーンだけの役なんですけれども、「自由にやっちゃってください」みたいなことは言われましたね(笑)。

セリフがなく、目線と表情だけの芝居について

セリフがないお芝居というのは、すごく面白いですね。セリフがないからこそ、あまりやりすぎず、臭くならないようやりたいなというのもありますし、私が出ている前のシーンからの流れと、その次のシーンへの流れも考えて、お芝居を作れればいいなと。監督から、それほど細かいリクエストはなかったのですが、「最後のほう、ガッカリ……みたいな表情を出してください」と言われたので、そこは意識しました。

視聴者へメッセージ

私は作品作りの最後のほんのひとときに関わっただけですが、スタッフ、キャストの皆さんが1年半、本当に頑張って、闘って、つくり上げてきた作品だと思います。それが報われるのは、やっぱり見てくださる方がいてこそ。私たち俳優もスタッフも、視聴者の皆さんがいてこそ成り立つものだと思います。私が言うのもおこがましいのですが、この1年、ご視聴くださいまして、ありがとうございます。そして、お疲れ様でした!

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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