「ジョン・ウィック:コンセクエンス」は、キアヌ・リーヴス演じる伝説の殺し屋ジョン・ウィックを主人公としたシリーズ第4弾。リーヴスが日本のプロモーションに参加できなかったため、スタエルスキは「毎回プロモーションのツアーで回る最後の地が日本で、そこからいつも新しい旅路が始まっていたから」と一緒に登壇できないことを残念がり、「キアヌからは皆様を愛しているということ、そして皆さんに最高の幸運を祈りたいというメッセージを持ってきています」と誠意を込めて伝えた。
これまで「ジョン・ウィック」シリーズ4作をすべて手がけ、本作も「まあまあ」の出来だと日本語を交えて冗談交じりに話すスタエルスキ。日本のマンガやアニメ、黒澤明の映画やアクション映画から長年影響を受けてきたと述べ、「シリーズ1作目から3作目は日本での撮影が叶いませんでしたが、ご覧になって日本の影響を感じられたと思います。今回は幸運にもお金があったので(笑)、日本でも一部撮影できました」と喜びをあらわに。リーヴス、ドニー・イェン、真田広之の競演も見どころとなっており、スタエルスキは「レジェンドと仕事するとき、監督としてできる最善は、彼らをあるがままにする場を作ること。その中で皆さんが最高のものを出してくださるのです」と“アクションレジェンド”たちをたたえる。
長編映画初出演を果たしたリナ・サワヤマについても言及。スタエルスキは「アキラという役はアニメ的なものを持った人を想定していました。世界中の役者を探しましたが、見つけられなかったです」とキャスティングの苦労を振り返る。あるときYouTubeでサワヤマのビデオを観た彼は、ロンドンにいる彼女に連絡。そしてリーヴスとともにミーティングしたのち、正式にオファーしたという。スタエルスキは「彼女の仕事を見ていれば、パフォーマーとして、シンガーとして、ダンサーとして、どれほど努力をしているかは明白。スタントチームも含め、サワヤマさんだったら絶対に演じられるとすぐに決めました」と明かし、満足そうにほほえんだ。
イベントにはゲストとして、アクション俳優・
「ジョン・ウィック:コンセクエンス」は9月22日より全国ロードショー。
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