千原ジュニア(47)が司会を務めるカンテレの深夜バラエティー「千原ジュニアの座王」の全国ネットスペシャル「笑いの総合格闘技! 千原ジュニアの座王 新春SP」が来年1月2日午後10時からフジテレビ系で放送される。2度目の全国ネットでは、お笑い界のレジェンド松本人志(58)が審査委員長を務めることになった。

芸人が「椅子取りゲーム」を経て、即興で「お題」に応じたネタを繰り広げる番組。ネタの「お題」は一発ギャグやモノマネまで多岐にわたり、瞬発力が試される。

「座王の鬼」と呼ばれている笑い飯の西田、今年のM-1グランプリで惜しくも準優勝だったオズワルド、M-1グランプリ王者でR-1グランプリ王者でもある霜降り明星の粗品、キングオブコント王者のコロチキ・ナダルらが出演する。

収録冒頭で、千原ジュニアから「5年ほど関西の深夜でやっていたんですけど、ご存じだったでしょうか?」と聞かれた松本は「俺、オファーもらって、やりますって即答したんですけど、え?こっち(プレーヤー)じゃなくて?」と笑わせ、さらに「うちの嫁さんが座王がめちゃくちゃ好きで、絶対見た方がいい、絶対見た方がいいって、あんまり言うから絶対見たらんとこって」と座王の審査委員長を引き受けた経緯を語った。松本は「なんか元気なくないですか? 元気ないんはオズワルドだけやろ! 他なんで元気ないんか分からへん!」とM-1で優勝を逃したオズワルドをイジり、プレーヤーたちをリラックスさせた。

松本に後輩芸人がメンチを切って、ひと言言うという恐怖のお題もあったが、ジュニアは「まあ、あそこで空気がいつも通りに戻ったというか。いつもより良くなったというか。変わったというか。きれいに扉が開ききった感じがしました」と振り返った。