ディズニー最新作『リトル・マーメイド』が5月26日に全米公開を迎え、2019年公開の映画『アラジン』を超える特大ヒットスタートを記録した。(フロントロウ編集部)
※記事内の日本円は1ドル140円で換算。興行収入はBox Office Mojoによる。
『リトル・マーメイド』が全米で興行収入約9,550万ドルの特大ヒットスタート
時代を超えて人々の心を動かす物語を贈り続けているウォルト・ディズニー・カンパニー。1991年(USでは1989年)に公開され、『美女と野獣』『アラジン』の名作誕生へと続くきっかけになった、ディズニー・アニメーションの金字塔『リトル・マーメイド』を、ディズニー創立100周年の今年、ついに実写映画化。
<あらすじ>
美しい歌声を持ち、人間の世界に憧れている人魚アリエル。掟によって禁じられているにも関わらず、ある日彼女は人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。この運命の出会いによって、人間の世界に飛び出したいというアリエルの思いは、もはや抑えきれなくなる。そんな彼女に海の魔女アースラが近づき、恐ろしい取引を申し出る。それは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出すことだった…。
日本では6月9日(金)に全国公開を控える中、現地時間5月26日(金)に全米で待望の公開を迎え、初日の金曜を含めた3日間の興行収入は約9,550万ドル(約133億円)となり、『アラジン』超えの全米No.1の特大ヒットスタートを記録した。
2019年に公開された『アラジン』は、全米オープニング約9,150万ドル、全世界の最終興収は約10億5,000万ドル(約1,470億円)、日本では最終興収120億円を記録した特大ヒット作。そのオープニング成績を超えた『リトル・マーメイド』は、ディズニー・ミュージカルの金字塔の実写映画化に相応しいスタートを切った。
成績もさることながら、アメリカでは早くも絶賛の声が続出。各レビューでもディズニー史上最高の実写映画化という声が多数寄せられている。不朽の名曲「パート・オブ・ユア・ワールド」、「アンダー・ザ・シー」はもちろん、実写版オリジナル楽曲について、「ハリーの歌声は優しさと力強さの両方を兼ね揃えている」という声や、ハリーの演技に関しては「アリエルを演じるハリーは太陽よりも輝いていた」「ハリーがいることで、ディズニーはこの名作をリメイクする正当な理由が全て揃った」などと絶賛するレビューが集まっている。それを象徴するように、全米映画批評サイトRotten Tomatoesでは95%という高得点を記録(※オーディエンススコア)している。
※5月29日時点でのスコア。
遂に2023年の大本命作品が公開され、全世界がアリエルの冒険と歌声に酔いしれた週末となった。いよいよ日本公開が間近に迫る映画『リトル・マーメイド』に期待が高まる。(フロントロウ編集部)
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