ギタリストのMIYAVIが7日、都内で行われた映画『ファミリア』公開記念舞台あいさつに登壇。同作で、在日ブラジル人青年・マルコスらを執ように追いかける半グレのリーダー・榎本海斗を演じているが、自身の普段のキャラクターとのギャップに「今回この役のオファーを受けて、すごく迷いました、ファン減っちゃうんじゃないかなと…」と笑いを交えながら振り返った。
本作は、陶器職人の誠治(役所広司)と、海外で活躍する誠治の息子・学(吉沢亮)、そして誠治が知り合う在日ブラジル人青年マルコス(サガエ・ルカス)という、リアルな今を生きる3人の関係を軸に、国籍や育った環境、話す言葉などさまざまな違いを超えて「家族」を作ろうとする人々の物語となっている。 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使を務めているMIYAVIは「親善大使の活動とは、逆サイドの役でした。いろんな国の難民キャンプに行く度に、受け入れる側であるホストコミュニティーとの摩擦があるのですが(この役を担当することで)逆側の視点を学べるんじゃないかなというのがありました」とオファーを受けた理由を告白。
本作は、陶器職人の誠治(役所広司)と、海外で活躍する誠治の息子・学(吉沢亮)、そして誠治が知り合う在日ブラジル人青年マルコス(サガエ・ルカス)という、リアルな今を生きる3人の関係を軸に、国籍や育った環境、話す言葉などさまざまな違いを超えて「家族」を作ろうとする人々の物語となっている。 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使を務めているMIYAVIは「親善大使の活動とは、逆サイドの役でした。いろんな国の難民キャンプに行く度に、受け入れる側であるホストコミュニティーとの摩擦があるのですが(この役を担当することで)逆側の視点を学べるんじゃないかなというのがありました」とオファーを受けた理由を告白。
続けて「もうひとつは、こういった問題が日本にもあるということを、たくさんの人に知ってもらえる。日本というのは、鎖国というものなど受け入れない選択肢をたくさん取ってきたと同時に、おもてなしという人を迎え入れる温かさもありますし。それは、役所広司さんしかり、吉沢亮さんしかり、この映画でしっかりと描かれているので、この作品を通じてたくさんの人を考えさせられる。僕自身も、演じながらずっと考えていました。この世界がずっと理不尽なままだったら、僕たちは何のためにもがいているのか」と熱弁をふるっていた。
舞台あいさつにはそのほか、役所広司、吉沢亮、サガエ・ルカス、ワケド・ファジレ、アリ・まらい果、佐藤浩市、成島出監督も登壇した。
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