大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)に出演中の柿澤勇人(源実朝役)、寛一郎(公暁役)がこのほど、都内で行われたトークイベント『NHK BS4K FUN! FUN! ミーティング〜ついてる?4K 押してる?4K〜』に出席し、第44回「審判の日」が高精細な4K映像で改めて上映された。
『鎌倉殿の13人』は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の『新選組!』、2016年の『真田丸』に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜氏が務め、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。 撮影秘話に花を咲かせた柿澤は、三谷氏から「(寛一郎が)衣装合わせのときから柿澤さんのこと殺す気満々ですから。気をつけてください」と聞かされていたと回想。 これに寛一郎は、顔合わせの場で「『初めまして、公暁役の寛一郎です。殺します』とあいさつしたら(柿澤が)『殺されます』と優しく返してくださった。殺す、殺される立場でも心地いい距離感でやらせていただきました」と明かし、笑いを誘った。 27日放送の第45話「八幡宮の階段」では、鎌倉最大のミステリーにして鎌倉最大の悲劇「実朝暗殺」が描かれる。柿澤は「次回は公暁と対峙するシーンがある。半年弱、この作品に携わってきて、決して楽しいだけではなく、しんどいときもありましたが、そういうものもひっくるめて、最後は非常に幸せだった。第45回は壮絶な回ですが、最終回まで楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。■第45回のあらすじ
京から大納言ら公卿を招き、鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる源実朝(柿澤勇人)の右大臣拝賀式。泰時(坂口健太郎)が警固をする中、公暁(寛一郎)は門弟と共に木の陰に潜んでいた。御家人たちに交じり、状況を静観する三浦義村(山本耕史)。今後の鎌倉と自身の命運を賭し、儀式を見守る義時(小栗旬)と時房(瀬戸康史)。式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源仲章(生田斗真)が迎えて整列すると、牡丹雪が降り積もる中…
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