イベントの終盤に大沢からサプライズでメッセージが送られることに。大沢は「2018年に彼と初めて会った。最初に会った時は不安だったと思うんです。周りには大御所もいるし、みんな『俺が、俺が』と前に出てくるチーム。すごく大変だったと思う。その中で愚直に彼は信を演じてくれた。とにかく一本気な信を徹底的にやってくれた。そのおかげで『1』がヒットした。僕もうれしくて、みんなうれしかった」と振り返る。
しかし、大沢は「きっと彼はいろんな情報を見る。ネットとかも見ちゃう。『信が元気すぎないか』、『一本気すぎないか』みたいなことを言う人もいる。評価だから仕方ないけど、ずっとつらかったと思う。みんなは成功して自分だけ、と抱えてやった」と心情を推察する。
その後、コロナ禍に。「2年ぐらい(続編の撮影に)入れなかった。彼は誰にも言えないで1人で抱えてやっていた。声かけられなかったのは申し訳なくて今も反省している。それでも、不思議とそれをアクションにぶつけようと切り替えた。1年半ぐらいけいこして、あの時の心を閉ざした山崎くんから別人の信がいた。そこから『2』が急に躍動した。おかげさまで『2』もたくさんの方に観ていただいて、今回の『運命の炎』になった。今回は人を守る、人を助けるという別の側面の信がいた。それは山崎くん自身が、いろんなことで経験した傷や痛みを自分なりに耐えて、乗り越えて自分で勝ち取った信、『キングダム』だと思う。スゴくつらかっただろうなと思う。乗り越えてよかったなと思う」と称えた。 山崎から食事を共にする希望も伝えられたが、あえて冷たく接したそう。「わざと冷たくして距離を取ったのを今は反省もしている。でも、そのおかげで彼は、これほど大きくなった。これほど素晴らしい俳優になった。彼といる時間は『キングダム』では終わりに近づいている。火矢のごとく、これからも、いろんな困難を乗り越えて『キングダム』を引っ張っていってほしい。俳優としても大きくなってほしい」と激励した。山崎は大沢の言葉に涙がこらえきれず号泣。大沢は「ハンカチがないんだよね、ごめんね…」と話すと、山崎自ら「ありました」と涙をぬぐっていた。山崎は「ありがとうございます!うれしいです。本当に」とあふれる思いを言葉にしていた。
最後に大沢は「自分もこんな発言をすると思わなくて…。彼に恥ずかしい思いをさせたかもしれない。申し訳なかった」と謝罪しながら「改めて、今後も『キングダム』を応援してくれるとうれしく思います」とファンにメッセージ。山崎は「みんなで熱量を込めて、みんなで作った作品。皆さんもそれを感じてくれて、『1』、『2』と来て『運命の炎』。どんどん愛してくれていると思う。『キングダム』を観て、パワーもらってほしいです!」と伝えていた。 原泰久氏の人気漫画を実写映画化する『キングダム』シリーズの最新作。中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・エイ政(えいせい/吉沢)の活躍を壮大なスケールで描く。第3弾となる今作は、信がエイ政から秦軍の総大将を任命された王騎(大沢)とともに、復讐に燃える趙からの侵略に立ち向かう「馬陽(ばよう)の戦い」が繰り広げられる。からの記事と詳細
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