伊集院光が14日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜午後1時)に、休養中の爆笑問題田中裕二(56)の代役として出演した。

オープニングで太田光(55)に「五十肩の伊集院です」と紹介された伊集院は「いろいろ説明してからのでしょ」とひとツッコミ。同局良原安美アナウンサーと太田による番組恒例のかけあい後に、太田に「伊集院、声そろえてくれないと」とせめられると、伊集院は「そういうのあるって知らないから。せーのとかいろいろやってよ。何の打ち合わせもないから相変わらず」とぼやいてスタートした。

伊集院は昨年9月に田中が新型コロナウイルスに感染した際に、同局ラジオ「爆笑問題カーボーイ」にも出演した。「爆笑問題のピンチって言われれば駆けつけたいんですけど、ジャンクのコロナ陽性出ちゃったときに、あの時ちょっと反省したのは、おれがいることで太田さんってさらにまずい状態になる」と振り返った。

理由について「田中さんって上手に(太田のボケを)捨てるじゃん。ちょっとこっちはがんばんなきゃって思うから全部拾おうとするじゃん。だからよりおかしくなっている。変なスイッチ入っちゃってる」と分析した。

また、太田は田中の状態について「田中とはね、実は昨日会ったんですよ。ちょっと話して、今後のことについて。ネタが、タイタンライブがちょっと先にある。そこにどうしようかっていうんで、ネタ作りとか漫才とか」と語った。

ネタ作りは深夜までかかることもあり、体に負担がかかることから「そんなにハードにやるわけにもいかないから『どうする?』って。田中に『お前の体調次第だよ』っていったの。(田中が)『おれもわかんないんだよね~』って。『お前のことだろ』っておれは言ったわけ。でも『おれは普段と同じなんだよ。ただもえちゃんとかがボーとしているっていうんだよね』って」とやりとりを明かした。

田中は、一日中テレビをみてボーとしていることを妻の山口もえに心配されているが自身は体調に変わりがないと話しているという。太田は「(田中が)『じゃあネタ作りを一応やってみて、お前(太田)とかうちの作家とかが、田中さんネタが出来るような感じじゃなくて変なことばっかりいってるなって、もし思ったらフリートークにしようかな』っていうんだけど、そんなやつとフリートークできねえよ」と笑わせた。

太田は「様子見ながらいろいろネタ作りやっていこうかな。お医者さんとしては、人とコミュニケーションとったり普段通りのことした方がいいですよっていうから」というと伊集院は「これ難しいのはさ、普通に漫才やっていたってかむときはかむしさ、(ネタが)飛ぶときは飛ぶじゃない」と懸念を示した。太田も「脳梗塞のせいかなってね。まあゆっくり目のネタを作ってみるか」と優しさを見せた。