横浜流星(24)が5日、東京・新宿バルト9で行われた主演映画「きみの瞳が問いかけている」(三木孝浩監督)大ヒット御礼舞台あいさつで、恋人役を演じた吉高由里子(32)とのベッドシーンがカットされた裏話を聞いているうちに「俺のせいかも知れない」と首をかしげ、少しへこんだ。

観客から寄せられた質問の中で、実はカットしたシーンはあるかという質問があった。三木監督は「ベッドルームでのシーンですかね。まぁまぁ、低年齢の小学生でも見られる作品にしたかったというのもあり、ちょっとだけ」と2人のベッドシーンを上げた。

吉高が「結構、色っぽくなっちゃって」、横浜が「ねっ」と返すと、三木監督は「流星さんは、そういうシーン、そんなに経験がないから、意外とボタンを外すの手間取ったのかな。結構、時間かかって…尺食うな」と振り返った。吉高が「かわいいじゃないですか。(ボタンを)スッって外された方が嫌だよ、こっちだって」と笑うと、横浜は「俺のせいかも知れない…尺、食ったからかも知れないです」と苦笑した。

吉高は劇中で、運転した車の事故で両親を亡くした上、視力を失った柏木明香里を、横浜は劇中で罪を犯して未来を断たれたキックボクサー篠崎塁を演じた。2人は、横浜演じる塁が働く駐車場で運命の出会いを果たすという役どころだ。

また劇中で、野間口徹演じる上司が明香里にストーカー行為を働き、自宅まで押し掛け乱暴を働くところを、塁が救いに入るシーンにも話が及んだ。塁は明香里の上司をボコボコにたたきのめし、指をへし折る。吉高が「あれ、台本にないのに、アドリブで野間口さんをボコボコにしちゃって。怖くて泣いちゃいましたよ」と笑うと、三木監督も「指なんか折らなくても良いのに」と続いた。横浜は「台本にしっかり書いてありました」と苦笑いした。