誕生80周年を迎えるアニメーションシリーズ「トムとジェリー」を実写映画化した『トムとジェリー』(3月19日公開)の日本語吹替版キャストとして、水瀬いのり、木村昴、大塚芳忠、千葉繁、坂本真綾、日野聡、浪川大輔、新谷真弓らが出演することが27日、発表された。
第1作でアカデミー賞にノミネートされ、その後製作された作品も含め7回のアカデミー賞の受賞やノミネートを誇り、良質な物語と誰をも魅了する愛らしいそのキャラクターは、現在もファンを増やし続けている。そんな最強コンビ「トムジェリ」が、ついにスケールアップしてスクリーンに登場する。
水瀬が演じるのは、トムとジェリーのケンカに巻き込まれてしまう新人ホテルスタッフのケイラ(クロエ・グレース・モレッツ)。そのほか、ちょっぴり意地悪なケイラの上司テレンス(マイケル・ペーニャ)を木村。ホテルのオーナーでケイラを採用するドゥブロー(ロブ・ディレイニー)を大塚。ホテルスタッフのジャッキーを千葉。新婦・プリータを坂本。新郎・ベンを日野。ケイラの良き理解者でホテルのバーテンダー・キャメロン(ジョーダン・ボルジャー)を浪川。風変わりなホテルスタッフのジョイを新谷が担当する。
■キャストコメント
・水瀬いのり(ケイラ役)
トムとジェリーといえば動きや仕草で感情やこれからの展開を伝える世界共通のコミカルさが印象的な作品だなと感じています。トムの怒りで真っ赤になった顔、ジェリーの意地悪でシニカルな笑みによって構成されるふたりの関係性にこの映画でもたくさん笑わせていただきました。
・木村昴(テレンス役)
海外で生まれ育った僕にとって、子どもの頃一番好きで見ていたアニメが「トムとジェリー」でした。だから、今もし子どもの頃の自分に会えるとしたら、めちゃくちゃ自慢してやりたいくらいに、この映画に携われたことがうれしくてたまりません。実写とアニメの世界が同時に楽しめる真新しいスタイルのトムとジェリーを、今の子どもたちにも楽しんでもらえたらうれしいなと思います! 個人的に注目して欲しいところは、テレンスがスパイクを散歩に連れて行くシーン! 爆笑間違いなしです!
・大塚芳忠(ドゥブロー役)
子どものころいちばんのめり込んで見たのが「トムとジェリー」でした。はじめは白黒の映像でしたが、アニメーションのなめらかな動き、それにピッタリとシンクロする音楽と効果音の楽しさ。そんなふたりのチャーミングな活躍は、今回の映画『トムとジェリー』の撮影技術と最新の映像の中でもあの頃のままでした。
・千葉繁(ジャッキー役)
大好きだった『トムとジェリー』に自分が出演する事になるとは、いや〜、人生って不思議というか楽しいですねぇ! 私はジャッキーという料理長の役をやらせていただいたのですが、ストーリーも楽しく、トムとジェリーが画面の中を縦横無尽に駆け回り、アニメと実写が見事に融合していて、無条件に楽しめる作品です。では皆さま、楽しみにしていてください!!
・坂本真綾(プリータ役)
子どもの頃はトムが悪いやつに見えて、ジェリーを応援してました。大人になった今は、根は優しくて一生懸命なトムの不器用さがたまらない。ふたりの仲良くけんかする姿は、全力でぶつかり合える仲間がいることの幸せを感じて、なんだか泣けてきます。いくつになっても大好きです。
・日野聡(ベン役)
『トムとジェリー』といえば、お茶目でやんちゃな猫・トムとかわいい顔して賢くクールなジェリーのドダバタ劇ですよね。ユーモアたっぷりなコメディーで、ライバルでありながら親友でもあるふたりのやり取りに、この映画でもいっぱい笑わせてもらいました! 世界中で愛され、世界中のみんなが笑顔になるすてきな作品ですよね。
・浪川大輔(キャメロン役)
トムとジェリーは、全世界の誰もが通る作品だと個人的に思っております。かわいらしさとドタバタは本映画にしっかり反映されております。懐かしく思う人、新しく思う人様々だと思いますが、誰もが楽しめる作品というのは間違いありません。映画ならではの要素も含めおもいっきり楽しんでくださいませ!!・新谷真弓(ジョイ役)
子どもの頃は話を覚えてしまうほど毎日見てました。私の笑いの原点です。大人になってからも追っていてOVAの数々から近年のシリーズまで、どの時代もそれぞれ魅力に溢れてますが特にチャック・ジョーンズ監督のおしゃれでちょっとシニカルな世界観とむちむちしたジェリーが大好きです!
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