中村鴈治郎 濃厚接触認定で３日から松竹座「七月大歌舞伎」休演 中村亀鶴の陽性受け - auone.jp

　中村鴈治郎 (C)デイリースポーツ

　歌舞伎俳優・中村鴈治郎が、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者と認定され、３日に初日を迎える大阪松竹座「七月大歌舞伎」（３日～１８日　休演９日）を経過観察期間の１２日まで休演することが２日、わかった。松竹が発表した。

　歌舞伎座「六月大歌舞伎」に出演した中村亀鶴が、千秋楽公演以降にＰＣＲ検査を受け、６月３０日に陽性と判定され、共演していた鴈治郎は保健所による調査の結果、濃厚接触者と認定されたという。

　鴈治郎はすでに医療機関でＰＣＲ検査を受け、陰性と判断され、体調の変化もなく健康な状態というが、保健所の指導に従い、１２日までの出演を取り止める。松竹は今後も健康状態の経過観察を行うとともに、当該保健所の判断に従い、随時、必要な対応をしていくとした。

　なお、昼の部『伊勢音頭恋寝刃』（いせおんどこいのねたば）の油屋お鹿は片岡千壽、夜の部『恋飛脚大和往来　新口村』（こいびきゃくやまとおうらい　にのくちむら）の亀屋忠兵衛・父孫右衛門は中村扇雀が代役を務める。扇雀が演じる予定だった傾城梅川は中村壱太郎が代役を務める。１３日以降は改めて報告される。

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