「私は、香取さん演じる万丞さんと一緒に捜査する相棒役なのですが、前半は万丞さんに無視されたり、『捜査以外で話しかけるな』と言われたりして、歩み寄りたいと思っている咲良と噛み合わないやりとりがしばらく続きます」
元捜査一課の刑事だった万丞にも事情があるのだが、咲良をバディとして認めるかどうかは、少し先の話になりそう。劇中ではつれない万丞だが、“素の香取慎吾”は「キラキラしています」という。
「テレビなどで観ていた時から、背が高くてかっこいいという印象でした。顔合わせで初めてお会いしたら、本当に背が高くてかっこよくてキラキラされていました。現場ではとてもやさしい方なんですがお芝居に入ると寡黙な万丞さんにしか見えなくなる。役者としてとても憧れます」
関水は、2015年の『第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン』のファイナリストとなり、芸能界入り。1000人を超えるオーディションを勝ち抜き、2019年6月公開の映画『町田くんの世界』のヒロインに抜てきされると、第62回ブルーリボン賞新人賞、第93回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞などの新人賞を総ナメにした。その後も映画『カイジ ファイナルゲーム』や『コンフィデンスマンJP プリンセス編』、ドラマ『キワドい2人-K2-池袋署刑事課 神崎・黒木』(TBS)などでの演技も記憶に新しい期待のホープ。
「中学生の時に石原さとみさんが主演された『リッチマン、プアウーマン』を観て、女優になりたいと思って、『スカウトキャラバン』に挑戦したのが高校2年生。それからの5年間はあっという間だったと感じますが、改めて振り返るといろんなことが思い出されて、すごく濃い5年だったな、と思います。今回、また新しいドラマの撮影にも参加できたので、感謝の気持ちでいっぱいです」
昨年、ステイホームに努めた時間に映画をたくさん観たという。「いろいろな作品を観ましたが、ハマったのは、『男はつらいよ』シリーズでした。オチがなんとなくわかってくるんですが、それでも面白い。観ていて安心するといいますか、観終わった後にすごくいい気持ちになれました。もし、シリーズが続いていたら、出演したかったです。お芝居をするのは楽しいけど、今はまだぎりぎりのところでやっている感じなので、いつか、先輩方のように、『何でもこい』って感じで余裕のある役者になれるように、70歳になるか、80歳になるかわからないですけど、それくらいまで続けられたらいいな、と思っています。まとめて映画を観る時間ができたことも、何か自分の糧になっていたらいいなと思います」
『アノニマス』の初回放送終了後から、動画配信サービス「Paravi」でスタートした、Paraviオリジナルストーリー『アノニマチュ!〜恋の指相撲対策室〜』にも出演する関水。こちらは、昼下がりの指殺人対策室に事件未満の小さな案件を持ち込んでくる個性豊かなゲストとともに、『アノニマス』の知られざる舞台裏を描く。主人公は、咲良に密かな恋心を抱く、指殺人対策室のデジタル担当・四宮純一(清水尋也)。勝手に恋のライバルだと思い込んでいる万丞を倒して、咲良が好きな“強い男”になるべく、捜査に、指相撲(?)に、邁進する肩の力を抜いてクスッと楽しめるストーリー。
「連ドラはスケジュールがタイトですが、撮影ができるだけで幸せなことだと思うので、いつも帰り道に『きょうも楽しかったな』と思えることがうれしい。前向きに、これからも頑張っていきたいです」
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