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なかにし礼さん 壮絶ながん闘病語る「生と死をつなぐ途中の世界にいた」 - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

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なかにし礼さん

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 「北酒場」「石狩挽歌」などのヒット曲を手掛けた作詞家で直木賞作家のなかにし礼(なかにし・れい、本名中西礼三=なかにし・れいぞう)さんが23日に心筋梗塞のため亡くなった。82歳。旧満州出身。25日に所属事務所が発表した。葬儀は故人の遺志により家族のみで執り行う。お別れの会は新型コロナウイルスの感染状況を見ながら後日開く予定。

  ◇  ◇  ◇

 なかにし礼さんは2012年、食道がんが見つかり、心臓に持病があったことから手術でなく、陽子線治療という当時新しい治療法を選択し、その闘病を著書や各地での講演などで披露していた。

 15年3月、食道がん再発を発表。10月には「克服」と診断されたことを発表した。その後、再発を振り返り、「自分は『がんと生きる』なんて気持ちにはさらさらなれない。がんがある限り闘わないといけない」と強調していた。壮絶な闘病中、大量吐血した際、「生でもない、死でもない、生と死をつなぐ途中の世界にいた」と表現していた。

 闘病経験は著書「生きる力―心でがんに克つ―」(12年)、「がんに生きる」(18年)などに昇華した。

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