味のある演技で北海道を一躍全国区にした俳優田中邦衛さん。悲報から一夜明けた3日、道内ではゆかりの人たちが悲しみを新たにし、献花台の設置も決まった。
JR富良野駅前の喫茶店「
きっかけは夏の風物詩「北海へそ祭り」が開かれていた1991年。店主の佐々木幸一さん(78)は「田中さんが駅前のベンチに座っている」と常連客に教えてもらい、サインをお願いした。気さくに「いいよ」と色紙に書いてくれた田中さんに店名を伝えると、1週間後に訪れ、「ここのコーヒーはおいしいな、とほほ笑んでくれた」と懐かしむ。
週に1、2回、ドラマのスタッフなどを連れて訪れるようになり、「マスター」「五郎さん」と呼び合う仲に。常連客とも打ち解けた。「五郎さんは駅前を長靴で歩いていた。市民は誰も気づかなかったよ」と、その飾らない人柄をしのぶ。
92年冬、佐々木さんは店内に飾る看板をお願いした。木製看板に書いてくれたのは「
店でいれたコーヒーはポットに入れ、撮影スタッフに託した。撮影現場でコーヒーを味わった田中さんは、撮影用ワゴン車の車内から佐々木さんに大きく手を振ってくれた。
富良野市内でテレビドラマ「北の国から」で田中さん演じる五郎ら一家が暮らした「五郎の石の家」が、見学施設として人気だ。運営するふらの観光協会は田中さんの
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