ウィリアム・ヘンリー両王子、祖父の葬送で肩並べず間にいとこ - AFPBB News

【4月16日 AFP】英国で17日に行われるフィリップ殿下（Prince Philip）の葬儀で、葬送の行進の際にウィリアム王子（Prince William）とヘンリー王子（Prince Harry）兄弟が隣り合って歩かないことが分かった。バッキンガム宮殿（Buckingham Palace）が15日、明らかにした。

　1997年のダイアナ元皇太子妃（Princess Diana）の葬送の行進では、まだ少年だった2人が母のひつぎの後ろをうなだれて歩く痛ましい姿があった。この時はダイアナ元皇太子妃の弟スペンサー伯爵（Earl Spencer）が間に入り、今回亡くなった祖父のフィリップ殿下、父のチャールズ皇太子（Prince Charles）も並んで歩いた。

　今回も王子兄弟は肩を並べて歩かず、間にいとこのピーター・フィリップス（Peter Phillips）氏が入ることが明らかとなった。兄弟関係の緊張のしるしとして注目され、2人の間には溝が生じたままだという臆測が広がりそうだ。

　フィリップ殿下の葬儀は、ヘンリー王子が昨年、妻のメーガン妃（Meghan, Duchess of Sussex）と共に王室を離脱し米国に移住して以来、初めての兄弟の再会となる。

　葬儀はロンドン西郊ウィンザー城（Windsor Castle）で17日午後3時（日本時間同11時）から行われる。ひつぎは特注のランドローバー（Land Rover）で同城の聖ジョージ礼拝堂（St George's Chapel）に到着する予定。入場は二人一組で、兄のウィリアム王子の後にヘンリー王子が続く。(c)AFP/Joe JACKSON

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