俳優の田中圭が5日、都内で行われた主演映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(5月7日公開)完成披露イベントに、共演の土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、メガホンを取った飯塚健監督、本作のモデルとなった西方仁也氏、長野五輪金メダリストの原田雅彦氏とともに登壇した。
主演の田中について問われた土屋が「私は…素晴らしい、」と言いかけると、早くも田中は土屋のほうを向き感謝。すかさず山田が「まだ良いこと言ってない(笑)。リアクション1個早いです」とツッコミ。
会場に笑いが起こる中、続けて土屋は「私は短期間で撮ったので、ほぼ圭さんとしかご一緒していなかった。正直前の作品でちょっと違う夫婦を演じていたので、頭が切り替えられるかな?と思っていたんですけど、圭さんは安心感があって、心と心を繋げてくださるのでお芝居していても刺激をもらえるし、実際にお子さんがいるということで、子役の子とも慣れていらっしゃった」と田中の現場での立ち振る舞いを絶賛。
そして「いっぱいあるんですよ、いいところが!」という土屋は「皆さんをご飯に連れて行ってくださって、みんなを仲良くさせるために、自分が『いっぱい飲むぞ~!』みたいな感じになってみんなを楽しませて…」と続け、田中が「土屋さん?1回その話やめましょうか(笑)。わかんないけどね?」と土屋の言動に危険を察知したのか中断。
田中は「これ以上土屋さんが喋ると、なんかおかしなことになりそう!土屋さん!土屋さん!1回だけ!」と懇願。山田も「他にもいいところいっぱいあるよね?」とフォロー。土屋は「お芝居でも、お芝居でも引っ張ってくださいましたし…!すごくチームを大切にして現場を引っ張ってくださったと思います」と慌てながらもなんとか田中の素晴らしさを称えた。田中は「大丈夫、ただただ俺がちょっと嫌な予感がしただけだから(笑)。ごめんね」と語って笑わせた。
田中圭主演映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」
同作は、“1998年の長野オリンピック、日本中が歓喜に沸いたスキージャンプ団体、大逆転の金メダル”この栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化した話題の作品。
4人の代表選手と25人のテストジャンパーたち、それを支える家族や関係者たちの想いが込められた、心を打たれる感動のヒューマンドラマである。
当初は2020年6月公開予定だった同作。田中は「この作品は本来であれば去年の6月には公開していて、1年くらい経っているはずなんですが、公開が延期になって、今年の5月7日に公開されると決まった時は嬉しかったですし、実際に今日完成披露として皆さんと迎えられたことが幸せです」と挨拶。「僕的には、何事もなく去年公開していくのがきっと良かったのかなと思うのですが、楽しみが1年伸びたじゃないですけど、楽しい1年をプレゼントしてもらったというのが正直な気持ちです」とようやくの公開に喜びを明かした。(modelpress編集部)
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